「"褒められる"と"上手"になる」ことを科学的に証明
内容自然科学研究機構生理学研究所の定藤 規弘 教授・菅原 翔 大学院生(総合研究大学院大学)、名古屋工業大学の田中 悟志...
View Article第24回 せいりけん市民講座 科学実験で体験!"しなやかな脳"の不思議~努力は脳にあらわれる~
ヒトは生まれてから体験や学習を通して成長していきます。最新の研究ではヒトの脳は成長過程の子どもだけではなく、大人になってからでも周囲の環境に合わせてしなやかに変化していくことが分かってきています。 本人が自覚していなくても、脳は過去の出来事や周囲の環境をもとに判断し、未来の出来事を予知して、出来るだけ素早く正確に反応しようとします。...
View Article"報酬"の量を予測し"やる気"につなげる脳の仕組みを発見
内容私たちの行動や運動における“やる気”は、予測されうる報酬の量により、強く影響を受けます。しかし、これまでの研究では、脳のどの部位が報酬の量を予測して、行動・運動に結びつけるのか、よく分かっていませんでした。自然科学研究機構生理学研究所の橘 吉寿(タチバナ・ヨシヒサ)助教は、米国NIH(国立衛生研究所)の彦坂...
View Article脳の中のグリア細胞の働きで、運動学習が加速することを発見 ―神経細胞とは異なるグリア細胞の活動を光で自在に操る技術を確立―
内容我々の脳は、神経細胞の間を信号が行き交う過程を通して、高次機能を生み出しています。しかし、脳の容積の大半は、実は神経細胞ではなく、別の種類の細胞(グリア細胞)で満たされています。過去1世紀にもわたって、このグリア細胞というものは脳の高次機能に関わるとは想定されておらず、ただ、神経細胞を囲い、栄養補給などのサポートをするに過ぎない存在だと考えられてきました。その一方で、脳疾患の中には、神経細胞の異...
View Articleマウス一次体性感覚野における興奮―抑制バランスの破綻が慢性疼痛に関与する
概要慢性疼痛は中枢神経系における神経細胞の異常活動によって生じており、近年、脊髄のみならず、一次体性感覚野 (S1)...
View Article井本敬二 生理学研究所 次期所長 紹介
内容大学共同利用機関法人自然科学研究機構が設置する生理学研究所(愛知県岡崎市)の岡田泰伸 現所長が平成25年3月31日をもって任期満了となることに伴い、次期所長を下記のとおり内定しました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。井 本 敬 二 (いもと けいじ)...
View Articleドイツ・チュービンゲン大学との学術研究協力に関する覚書締結
内容自然科学研究機構生理学研究所とドイツ国チュービンゲン大学・ウェルナーライハルト統合神経科学センターは、2012年11月30日に、学術研究協力に関する覚書を締結いたしました。この覚書は、脳神経系の作動原理とその物質的基盤に関する研究交流の促進を目的とするもので、記憶や認知といった高次脳機能の作動原理をさぐる“システム神経科学”とよばれる脳神経科学分野の研究に関する共同研究の促進と、大学院生・若手研...
View Article2月の「せいりけん市民講座」ご案内「ヒトはなぜ眠るのか、どうして眠れないのか ―脳・神経の働きから病気まで―」
内容○タイトル 「ヒトはなぜ眠るのか、どうして眠れないのか ―脳・神経の働きから病気まで―」○主催・後援など 自然科学研究機構 生理学研究所 文部科学省新学術領域 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク名古屋市医師会後援○場所 名古屋栄ガスホール○日時 2月24日(日曜日) 13:00~16:35詳細は、以下のホームページからチラシをご覧ください。「ヒトはなぜ眠るのか、どうして眠れないのか...
View ArticleInvitation to NIPS: NIPS Internship 2013 (approximately 2 weeks)
National Institute for Physiological Sciences (NIPS) (Department of Physiological Sciences, School of Life Science, The Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI) invites foreign students who...
View Article様々な分野や階層を超えた医学生理学・脳神経科学の一層の推進を自然科学研究機構 生理学研究所
1. 生理学研究所所長から新年のご挨拶 岡田泰伸 新年あけましておめでとうございます。本年が、わが国のサイエンスとそれに携わる全国のすべての方々に、幸せな果実をもたらす年であることを祈念いたします。...
View Article生理学研究所・総研大 2013年度 体験入学のご案内
総合研究大学院大学生命科学研究科生理科学専攻では、大学院進学先を探していらっしゃる学部学生、大学院修士課程学生の皆さんに生理学研究所での大学院生活、研究生活がどのようなものか実地体験して頂くための「体験入学プログラム」を開講いたします。詳細: http://www.nips.ac.jp/biophys/exp期間: 2013年4月 – 2014年2月の間の1週間程度場所: 生理学研究所...
View Article生理学研究所・総研大 2013年度 体験入学の募集開始
総合研究大学院大学生命科学研究科生理科学専攻では、大学院進学先を探していらっしゃる学部学生、大学院修士課程学生の皆さんに生理学研究所での大学院生活、研究生活がどのようなものか実地体験して頂くための「体験入学プログラム」を開講いたします。詳細: http://www.nips.ac.jp/biophys/exp期間: 2013年4月 – 2014年2月の間の1週間程度場所: 生理学研究所...
View Articleパーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS療法)の 作用メカニズムを解明 ―神経の「情報伝達を遮断」することで治療効果が生まれるという新しい説の提唱―
内容 パーキンソン病やジストニアといった運動障害の外科的治療の一つとして、脳深部刺激療法(Deep Brain...
View Article新世界ザルの目の中にモーション・ディテクターと考えられる視神経細胞を発見 ―霊長類網膜短期培養保存法の確立および遺伝子導入で-
内容 自然科学研究機構生理学研究所の小泉 周(コイズミ・アマネ)准教授ならびに森藤 暁(モリトウ・サトル)博士(現・東北大学医学部)と小松...
View Article5年一貫制大学院入試における英語の評価についての重要なお知らせ
(2013年8月および2014年1月実施大学院入試) 総合研究大学院大学生命科学研究科生理科学専攻5年一貫制大学院入試では、TOEIC公開テスト、又はTOEIC Institutional Program (IP)テストの成績で英語の評価を行います。本専攻を受験希望の方は下記の点を留意して受験準備くださいますようお願いいたします。なお入学試験当日に英語の筆記試験は行いませんのでご注意ください。...
View Article抗酸化物質グルタチオンが細胞から放出される「通り道」を発見
内容 グルタチオンは、アミノ酸3つからなる抗酸化物質で、体の中で活性酸素から細胞を守る働きをしている物質です。グルタチオンは、細胞内で絶えず作られ、細胞外に放出されています。今回、自然科学研究機構生理学研究所の岡田泰伸所長らの研究グループは、ウズベキスタン科学アカデミー生物有機化学研究所とウズベキスタン国立大学のR.Z....
View Article細胞は膨張時に抗酸化生体分子グルタチオンをアニオンチャネルを通って放出する
概要 1価の陰電荷を持つ(アニオンの)トリペプチドであるグルタチオン(GSH)は、生体内で産生される最強の抗酸化作用生体分子です。グルタチオンは細胞内で産生されて、細胞外にたえず放出され、細胞表面の酵素で分解されている。この細胞外放出は種々の刺激で亢進するが、その放出メカニズムには不明の点が多かった。...
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