8月14日に井本所長と鍋倉副所長が、生理研とUNSW医学部間の学術協定調印のため豪州を訪問し、協定書に双方が署名しました。UNSWはシドニーにある学生数約5万人の国立大学で、オーストラリアTop 5の一つです。UNSWの生理学・神経科学の規模はそれほど大きくありませんが、オーストラリアの伝統として電気生理をはじめとする計測技術を得意とし、特に人工内耳の基礎研究が盛んに行われています。
生理研とUNSWの研究交流が、両研究所にとってこれまでにない新しい研究アプローチをもたらし、素晴らしい発見への礎となることが期待されます。